2012年4月に埼玉大学経済学部から埼玉大学大学院経済科学研究科博士前期課程に進学し、伊藤修先生と丸茂幸平先生のご指導の下で中国金融政策について研究しました。2014年4月に博士後期課程に進学し、伊藤修先生、田口博之先生、長島正治先生の下で中国金融政策についてより深く研究しました。2015年3月に博士学位をとり、その後中国に帰国し、同年7月に中国福建省の福建工程学院に就職、貨幣銀行論、財務管理論などの授業を担当しています。
大学院の授業は、埼玉大学の先生はもちろん、財務省や各研究所などから来られる客員教授も担当されています。論文の指導では、主指導の伊藤先生は多くのヒントを教えてくれました。いつも気軽に相談に乗ってくれて、とても親切です。副指導の田口先生、長島先生、丸茂先生も非常に熱心に指導してくれました。田口先生と一緒に一本の英文論文を発表しました。伊藤研究室は月に一回研究会をやっています。研究会での議論は論文の修正などによく役に立ちました。また研究会後の飲み会も楽しかったです。大学院で一緒に勉強している院生の皆さんの多くは各業界の実務経験者なので、日常の交流で大変勉強になりました。大学院は留学生向けの奨学金情報も充実していて、奨学金申請の機会が多くあります。事務係の方も皆やさしくて、留学生の面倒をよく見てくれました。
※修了生の所属先は、原稿作成時のものです